【ポケモンカード】害悪デッキおすすめ3選！回し方や作り方のコツも紹介

「ポケモンカードの害悪デッキって何だろう？」
「害悪デッキを組むのにどのくらい費用がかかるんだろう？」

ポケカには多くのデッキが存在しますが、中でも少々特殊な戦い方をすることから、一部のプレイヤーから嫌われて「害悪」と呼ばれるデッキが存在します。

今回の記事では、そんなポケカの害悪デッキや、実際に組むのにかかる費用を紹介していきます！

【ポケモンカード】害悪デッキおすすめ3選

本記事では、編集部おすすめの害悪デッキを3つ紹介していきます。

デッキ名	目安価格	強さ	回しやすさ	構築の自由度
カビゴンLO	約9,800円
ワナイダーex・モルフォン	約9,000円
スコヴィランex	約9,000円

カビゴンLO

デッキコード	yE2EyR-g4RLjX-Mp2pMy 【CL2024 福岡 ジュニアリーグ優勝】
構築費用の目安	約9,800円
強さ
デッキの回しやすさ
構築の自由度
キーカード	カビゴン、ロトムV

カビゴンLOは、特性「とおせんぼ」で相手のポケモンを逃げられなくします。

エネルギー不足で動けないポケモンや、進化前の弱いポケモンをバトル場に縛ると、相手は何もできません。

そのまま、相手の山札が切れるまでひたすらターンを経過させて戦います。

ポケカでは、山札からカードを引けなくなったプレイヤーは敗北します。

山札がなくなることをライブラリアウト＝LOと言うため、このデッキは「カビゴンLO」と呼ばれます。

回し方

1：カビゴンLOデッキの強み

このデッキは、バトル場にカビゴンを出し続けて、相手のバトル場に弱いポケモンを縛りつけるデッキです。

基本的に自分はワザを使わないので、ロトムVの特性でカードを3枚引いて、必要なグッズ・サポートを集めましょう。

2：回し方のコツ

カビゴンの特性は相手を逃げられなくするだけなので、「ポケモンいれかえ」「ジェットエネルギー」など、ポケモンを入れ替える系のカードで対策されます。

そのため、入れ替え系カードに対する対策札を、ロトムVやピジョットVの特性で積極的に引きに行くことが必要です。

「ビワ」「野党三姉妹」は、相手のグッズをトラッシュできる妨害カード。「ポケモンいれかえ」による入れ替えを防げます。

また、「シンオウ神殿」は「ジェットエネルギー」を無効化し、入れ替えを妨害できます。

このほか、相手のポケモンを入れ替えるカードを多めに採用して、相手のバトルポケモンを縛りましょう。

カビゴンLOは、相手の入れ替え札と、こちらの入れ替え札・妨害札の枚数差がものを言うデッキです。

3：得意なデッキと苦手なデッキ

相手のデッキ	相性	理由
ドラパルトex		ワザの要求エネが少ない
タケルライコex		進化不要、ワザの要求エネが少ない
リザードンex		ワザの要求エネが少ない
ギラティナVSTAR		アタッカー以外のポケモンが必要

現在は同じアタッカーを複数並べるデッキが主流で、ポケモンが逃げる状況が少ないためカビゴンLOには逆風。

しかし、ギラティナVSTARなどのロスト軸デッキは、アタッカー以外のサポートポケモンがベンチに並びがち。

そうしたポケモンをバトル場に縛り続ければ、相手は何もできずにゲームが終了するでしょう。

ワナイダーex・モルフォン

デッキコード	k15FF5-uGf3hi-5kkwkV 【シティリーグ準優勝:BOOKOFF奈良法華寺店】
構築費用の目安	約9,000円
強さ
デッキの回しやすさ
構築の自由度
キーカード	ワナイダーex、モルフォン

ワナイダーexの特性「トラップテリトリー」は、相手ポケモンの逃げるエネルギーを1つ増やします。

先述のカビゴンLOのように弱いポケモンをバトル場に縛り付け、ワザ「ワイヤーハング」で倒していくデッキです。

更に、モルフォンの「さくらんパウダー」で相手ポケモンを混乱させ、更にグッズ使用不可にして妨害を重ねます。

混乱したポケモンは、ワザ使用時にコインを1回投げ、オモテなら成功しますが、ウラならワザが失敗して自身が30ダメージを受けてしまいます。

回し方

1：ワナイダーexデッキの強み

このデッキは、ワナイダーexやモルフォンで相手の行動を大幅に制限して、対戦を有利に進めていきます。

モルフォンで相手をグッズ使用不可にすることで、「ポケモンいれかえ」などグッズによる入れ替えを封じて、ワナイダーexの特性を生かし続けることが可能。

2：回し方のコツ

まずは、ワナイダーexとモルフォンを出すことが必要。進化前の「タマンチュラ」「コンパン」を複数並べましょう。

進化前に倒されないよう、「マナフィ」「ジラーチ」でベンチを守るのがオススメ。

中盤以降は、ワナイダーexをベンチに置きつつ、バトル場はモルフォンで戦いましょう。

ひたすら「さくらんパウダー」で相手のグッズ使用を封じて、細かく30ダメージを積み重ねます。

「かがやくフーディン」なら、特性で相手のポケモンに乗ったダメカンを移し替えて、混乱状態のバトルポケモンを意図的に残すことが可能。

混乱状態のバトルポケモンが倒れると、混乱していないポケモンを出されて、返しの相手ターンでモルフォンを倒されてしまいます。そのため、意図的に混乱状態のポケモンを残しましょう。

もちろん、「ボスの指令」で相手のバトルポケモンを操作することも忘れずに。

3：得意なデッキと苦手なデッキ

相手のデッキ	相性	理由
ドラパルトex		進化で混乱解除可、逃げエネが少ない
タケルライコex		進化しない、逃げエネが多い
リザードンex		進化で混乱解除可
ギラティナVSTAR		進化で混乱解除可

ポケカの混乱状態は、ポケモンが進化すると解除されます。

そのため、ドラパルトex、リザードンex、ギラティナVSTARなど、進化ポケモンで戦うデッキとは相性が悪いです。

一方、2024年5月時点でTier1の「タケルライコex」は進化せず、逃げるエネルギーが通常時で3つと多いため、ワナイダーexとモルフォンのコンボが通りやすいでしょう。

スコヴィランex

デッキコード	MySRSM-5yuLOL-32M2pp （ジムバトル優勝）
構築費用の目安	約9,000円
強さ
デッキの回しやすさ
構築の自由度
キーカード	スコヴィランex、アンフェアスタンプ

スコヴィランexは、2つの妨害ワザを使い分けて戦うポケモン。

1つ目の「からくちバインド」は相手のバトルポケモンをやけどにして、更に逃げられなくさせます。逃げてやけどを解除することができないので、やけどの20ダメージを積み重ねることができます。

2つ目の「ツーヘッドクラッシュ」は、140ダメージという中打点に加えて、相手の手札をランダムに1枚トラッシュできます。相手のキーカードを落とせれば、対戦が一気に有利になります。

回し方

1：スコヴィランexデッキの強み

スコヴィランexは、これまで紹介した害悪デッキとは趣向が異なり、相手の手札を減らして妨害します。

かがやくフシギバナは、相手の手札を減らしつつ自分の手札は増やしたり、スコヴィランexの火力不足を「きけんなかふん」の状態異常で補ったりできます。

スコヴィランexは、ジムバトルに参加すると貰えるカード。通常カードよりも入手難易度や価格が少し高いです。

2：回し方のコツ

まずは、スコヴィランexの進化元となる「カプサイジ」を複数並べましょう。

「なかよしポフィン」なら、デッキからカプサイジを2体サーチすることが可能です。

スコヴィランexを出したら、ひたすら相手の弱いポケモンをバトル場に縛り付けましょう。

カビゴンLOと同様に、相手の入れ替え札をトラッシュできる「ビワ」「野党三姉妹」はおすすめ。

更に、グッズ「アンフェアスタンプ」「スナッチアーム」で相手の手札を減らしてから「ツーヘッドクラッシュ」を使うと、相手のキーカードをトラッシュできる確率が上がります。

サポートの「ジャッジマン」「ナンジャモ」は相手の手札枚数を減らせるため、妨害カードとして使えます。

これらのカードは、使用順番や状況次第では相手の手札を0枚にできることも。

例えば、相手の残りサイド2枚の状態でナンジャモを使用したあと、スナッチアームでポケモンをデッキに戻し、最後にスコヴィランexのワザを使えば、相手の手札が0枚になります。

3：得意なデッキと苦手なデッキ

相手のデッキ	相性	理由
ドラパルトex		進化で状態異常を解除可
タケルライコex		起動が早くカプサイジを倒される
リザードンex		進化で状態異常を解除可
ギラティナVSTAR		進化で状態異常を解除可

カビゴンLOと同じく相手のバトルポケモンを縛るデッキですが、こちらはカビゴンと異なり進化する必要があります。

更に、カビゴンにない強みである手札トラッシュをするには、特性ではなくワザを使わなくてはなりません。

そもそも進化前のカプサイジを倒されたり、ワザに必要なエネルギーがつく前に倒されたりする危険があります。

「リザードンex」のように特性でエネルギーが集まるわけでなく、「タケルライコex」のように進化不要で最速1ターン目から大ダメージを狙えるわけでもないため、どうしても環境デッキ相手には苦戦するでしょう。

ポケモンカードの害悪デッキを作るコツ・ポイント

今回で挙げた3種類の他にも、色々なコンセプトで害悪デッキを作ることが可能。

ここでは、過去環境の事例も挙げながら、害悪デッキを作る際のコツを何点か紹介します。

以下で挙げられているカードが登場したら、積極的にデッキ採用しましょう！

相手の行動をコントロールする

今回は主に「相手のバトルポケモンを逃げられなくする」デッキを紹介しました。

このように、相手が取れる行動をコントロール・制限することでゲームを有利に進められます。

他にも、「特性を使えなくする」「グッズを使えなくする」などのカードも非常に強力。

過去には、相手のルールを持つポケモン（V、ex等）の特性をなくす「頂への雪道」や、相手のグッズ使用を縛る「クワガノンV」が環境で活躍した時期があります。

また、かつて使えた「ザクザクピッケル」は相手のデッキの一番上のカードを操作できるグッズ。

「ピジョンコントロール」と呼ばれる害悪系のデッキで採用され、相手の次ターンの行動まで制御していました。

相手のエネルギーをトラッシュする

ほとんどのポケモンは、ワザを使うためにエネルギーが必要。

そのエネルギーをトラッシュしてしまえば、相手は何もすることができません。

過去には「イベルタル」という相手の特殊エネルギーを3枚もトラッシュできるポケモンが活躍しました。

その他、グッズの「クラッシュハンマー」は過去からずっと害悪系のデッキで採用されています。

相手のデッキ・手札を減らす

そもそもデッキ・手札がなければ、カードがないので相手は何もできません。

「アイアント」「ジュジュベ&ハチクマン」など、相手の山札をトラッシュするカードは害悪デッキの御用達。

アイアントは「アイアントLO」というデッキで大会でも結果を残し、一時期は害悪デッキの代名詞的な存在に。

ジュジュベ&ハチクマンは、その強力すぎる妨害効果から禁止カードに指定された経緯もあります。

また、相手の手札をトラッシュするカードは、過去に「こわいおねえさん」「ムサシとコジロウ」などが存在。

しかし、これらは現在エクストラレギュレーションにおいて、いずれも禁止カードに指定されるほど強力。

害悪デッキに必須級のおすすめカードを紹介

「クラッシュハンマー」は、相手ポケモンのエネルギーをトラッシュできるカード。妨害デッキは、基本的に「相手ポケモンに行動させない」ことが重要となります。攻撃にせよ逃げるにせよ、必要となるエネルギーをなくすのは必須です。

「シンオウ神殿」は相手の特殊エネルギーを無効化し、ただの無色エネルギーにします。最近は「ジェットエネルギー」「レガシーエネルギー」など強力な特殊エネルギーが多いため、相手の行動制限に一役買います。

「ビワ」「野盗三姉妹」「ナンジャモ」「アンフェアスタンプ」は、いずれも相手の手札や山札に干渉できます。そもそもカードがなければ相手は何もできないので、害悪デッキでは必須級と言えます。

デッキに必要なポケモンカードは通販サイトで買うのがおすすめ

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他にも便利な通販サイトは沢山ありますので、気になる人は下記記事も合わせてチェックしてみてくださいね。

まとめ：害悪デッキを作ってポケモンカードを楽しもう！

この記事では、ポケカの害悪デッキと通販サイトについて紹介しました。

今回挙げたものの他にも、思いがけないカードの組み合わせで害悪デッキを作れるかもしれません。

色々なコンボを試すためにも、通販サイトでコスパよく必要なカードを揃えるのがおすすめです！